ヨットの魅力・楽しさとは?
大学では苦労をしましたが、なんとか全日本インカレ2位という好成績をおさめました。
企業に就職して、たまたま配属されたH市にある会社の寮の窓をあけると、眼下の瀬戸内海にヨットが沢山見えました。
大学を卒業するときはもうこんな馬鹿なことはやめようと思っていました。
これも運命でしょう。
実業団では選手として1回、ヨット部長として1回、全日本制覇の夢を叶えました。
しかし、最近は東京住まいが続き、海からは遠ざかりました。
ほとんど泳げないからと言って、ヨットに乗るのを怖がる人がいます。
ヨットに乗るときは安全のためにライフジャケットを着ますので、万一ひっくり返っても首から上は水の上に出ます。
ライフジャケットを着ていたら、水にもぐるほうが難しいくらいです。
クルーザ艇の場合はまずひっくり返ることはありません。
太平洋を横断しようという場合は10m~20mの高さの波を乗り越えて行きますので、たまには横倒しになりますが、すぐ達磨の原理で復元します。
どれほど、ヨットが気持ち良いものなのか、お教えしましょう。
別世界ですね。
音の無い世界、風で波を切る音だけが、シャカシャカと聞こえます。
エンジンは港を出たら一切使いません。
風だけで走る超エコマシンです。
どこまで行っても燃費ゼロ円です。
ただ生きて目的地へ辿り着くには、食料代と水代がかかります。
もちろん自炊します。
トイレは最近は水洗式が装備されていますが、サラリーマンクラスではシャワーはありません。
海へドブンと浸かって石鹸ゴシゴシ、上がってから水で髪をすすぐ程度です。
雨の日は自然シャワーです。
夜になると、月灯りで帆が闇の中に浮かび上がります。
その下で「ペケッ」とつめたい缶ビールの蓋を開けて、グイッと飲みながら夜のそよ風に当たります。
船の航跡が細く長い二等辺三角形の形のさざなみを闇の水面上に残しますが、夏の海では、そのさざ波の刺激で夜光虫が蛍の光のようにキラキラと光ります。
その蛍光色の細長い三角形の航跡が伸びていく先の方に、水平線上から天空へ向かってこれも蛍光色の星屑が一杯に広がっています。
それ以外は真っ黒の闇です。
そこで、二人は手を取り・・・・・
ロマンチックな気分に自然になれるというものです。
いくつになってもそういう場合は心は「青春」ですね。
Posted by shono : 2008年06月17日
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