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トマトベリーと開発 (閑話休題)


写真 「トマトベリー」より引用しました。 
http://blog.manabiyahonpo.com/archives/category_eating/post_2487/


楽しい話題を今朝のテレビで見ましたので、話題の素を調べてご紹介します。
私は鉄鋼会社勤務時代に14年間にわたって技術開発・プロセス開発一筋に働いてきましたので、開発に苦労をしている人が成功した話を聞くと、自分のことのようにうれしくなります。

写真があったサイトには下記の記事が書いていました。

『いちごの形の ミニトマトが人気トマトベリー といういちごの形をした ミニトマ 、
トマトベリー の評判が国内外で高まっている。

いちご に見えるが味はトマト。トキタ種苗が開発した
ミニトマト のイチゴ型新種だ。』(抜粋終わり)

また、関連する素記事らしきものも見つかりました。
トマトベリー人気じわり=種苗会社が開発、世界注目-埼玉(時事通信) - Yahoo!ニュースから以下に抜粋します。

「トマトベリー人気じわり」=種苗会社が開発、世界注目-埼玉

「見た目はイチゴ、味はトマト」-。
イチゴ型新種のミニトマトの「トマトベリー」が国内外で評判を呼んでいる。
生産農家は少なく、なじみがないが、2月にドイツで開かれたフルーツの国際見本市でアジア圏から初めて3位に入賞。

世界有数の日本の品種開発力が真価を発揮した好例だ。
開発したのは、さいたま市見沼区の「トキタ種苗」(時田巌社長)。
原型は商品開発の過程で2003年に偶然できた。
イチゴとの掛け合わせではなく純粋なミニトマト。
しかし丸型が定番で「三角型は『失敗作』と相手にされなかった。
大量流通には丸い形と昔も今も思われている」(岩澤義和メディア・システム課長)。

時田社長が「失敗作」を家に持ち帰ると2歳の長女が「イチゴだ」と大喜びした。
苦手なトマトと気付かず口に入れ、笑顔を見せた。
社長は「トマトベリー」と名付け、本格開発に乗り出した。

06年7月に正式発表。
供給量が足りず、販売は都内の大手百貨店10店程度だったが、ドイツの見本市では、
他業者の半分以下の展示スペースながら、訪れた外国人が形のかわいさに注目、試食に長蛇の列を作った。
アメリカ、イギリス、オーストラリアなどで商品化され、試験栽培に乗り出す国も増えている。』(抜粋終わり)

開発をしていると、ときどき失敗したと思わされるシーンに出会います。
ある目的には失敗であっても、他の目的にとっては成功と言う場合がよくあります。
この「種苗会社の開発者」の行為もその良い例です。

早速バイオマスの研究開発に着手下ばかりで、試作機の試運転で苦労をし始めようとしている青年に次のようなメールを書いて送信しました。


「失敗した・・・・」とあきらめたら、それから何も生まれません。
このトマトベリーの記事によれば、時田社長が「何かに役立つかもしれない」と思い、捨てずに家庭に持ち帰ったことが成功を導いたことになっています。
アイデア発見から丸3年も掛かっていますが、とうとう商品化に成功しています。

「生まれたばかりのやわらかいアイデア」、それは踏めば卵のように簡単に壊れてしまうものです。
それを両手にそっと包んで、時田社長はアイデアに別の用途が生まれるチャンスを与えてあげたのでした。

よくアイデアが出るとすぐに壊そうとする人がいますが、アイデアを壊すのはアイデアを生むことに比べて容易だからそうするのでしょう。

大変な苦労をしてせっかく生まれてこようとしているアイデアです。
「壊れやすいからこそ、卵のようにみんなでやさしく育ててあげようね」という心根が開発者やそれを取り巻く人々にあれば、きっと開発に失敗はないはずだと思いました。

いや失敗こそ、「新しい宝物の種」かもしれないと思いました。

このニュアンスに近い言葉を記憶しています。
誰が話したのかは覚えていませんが、何か新製品開発者の言葉だったのではないかと思います。
しかし、その言葉だけははっきりと覚えています。

「開発は、あきらめない限り失敗しない。」

Posted by shono : 2008年06月12日

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