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2007年はどんな年だったのだろうか

坂東の福島です。
この年末年始にかけて大寒波が来るとの予報通りとなって冷え込みが厳しくなりました。
日が短くなって、昼間の白い光はほんのわずかの時間しかなく、2時を過ぎるともう赤みを帯びた夕方の光になります。そして夕方5時頃にはもう真っ暗になります。

あちこちの公園を散歩していると冬木立が目立って枝の間からいつもは見えない見晴らしが広がります。冬木立の中でも新たな芽や蕾を一杯に付けて葉を繁らせている時よりも元気さを感じさせる木と、何も付けていなくてわびしく見えるものとがあります。
池という池にはカモ類が渡って来てにぎやかです。
すぐ隣の公園の小さな池にはカモ類が20羽ほど住んでいて食パンの耳をやると陸まで上がってきて手から直接採って食べます。
たまにやってきた孫が大喜びです。

我が家の庭では山茶花が終わって椿のワビスケが蕾を膨らませているがまだもう少し咲くまで間がある状態である。
このためこれらの花の蜜を目当てにやってくる目白や四十雀、セキレイは余り姿を見せない。ホバリングしていて花の中にくちばしを突っ込むような芸当も見せる。
例年の年末年始行事であるヒヨドリと雀の餌争奪の縄張り争いは、雀がまだ縄張りをキープし続けている。いつも多勢の雀と少数のヒヨドリの争いであるが、ヒヨドリが結集してきて争いが決着する。
今年は例年と違うのは隣の庭木が剪定されなくなって伸び放題となったのを利用して雀が巣を作ったらしく近くなっただけ雀に有利になっている。ヒヨドリの姿をよく見るようになってから2ヶ月近くになるが虫や木の実がある間は人のくれた餌を当てにしないということか。その割にすぐ近くに居ても逃げないのは雀以上なのだが。
雀はヒヨドリに縄張りを取られても近くに来ていてパラパラと落としたのを掠め取っていく。

2007年はどんな年だったのだろうか。
激動の年とかドッグイヤーとかいうけれど、私には前年の延長で坂を転げ落ちていくだけとしか思えない。
世界は博打経済化をさらに推し進めて払えるはずが無い住宅ローンや原油等の商品市場まで手を伸ばして火傷した。
土地や株が永久に値上がりする前提に立つサブプライム問題や転換社債など発想は頼母子講と何も変わらない。
金融機関は信用創造という機能を無くして単なるディーラーでしかない。
博打打だけが優れた人材であると言うような社会となってモラルなんかあるはずがない。

世界の警察たろうとしたアメリカはアフガン、イラクに懲りて直接に火の粉をかぶらない限りもう介入をすることは無いだろう。
貿易や原油で外貨獲得に見通しをつけた中国、ロシア、中東はアメリカの言うことを聞かず、反アメリカ国を仲間としていくので国連はより無力化するだろう。
BRICsの台頭で資源、エネルギー、食料は不足していき、価格は高昇していくだろう。
投機がちょっとその実現を早めただけであり、警告となるのであれば投機の唯一の成果であろう。

日本は外需頼りで緩慢な景気回復を続けているが、消費が伸びない。
高齢化は思ったより進み、もうすでに最大の世帯は年金世帯という。
これにニート、フリーター等を加えれば景気回復で消費が盛り上がる循環はこれからもっと無くなるということである。
さらに労働分配率を抑えてきたのも影響している。
日本のデフレと為替動向でようやく購買力平価レベルの為替となった。
日本の地位の低下というが元々実力がこの程度であったと言えよう。
過去の為替円高時に”空洞化”議論があったが、そんなことには構っていられない様子である。

多くの一流会社でもグローバル化の疲れで精神を病む人が増えてきている。
親に甘やかされて自分は特別な存在であり特恵待遇されて当然との無意識の意識を持つ人が情け容赦の無い競争に晒されれば当然の結末かもしれない。
ライブドア、村上ファンドに続いてグッドウィルGr(サムスン)がたたかれた。
新規起業の花と言われた会社たたきはこれで終わりか。
この詐欺まがいの人のためにならない仕事が高尚な仕事と言う世の中で新規起業をするのだから出来たものがこれなのは当然かも。
不思議なことに全て六本木ヒルズの会社である。

食品の不当表示が相次いで摘発されている。これまで食品の表示は出鱈目という常識であったのが今になって取り締まられることになった。
日本ほどたれ込みが効果的な国は無いと言うことか。
参議院選挙でねじれ国会となって改革が停滞している。日本人は話し合うと言うことが出来ない人種なのか。勉強代としていつかは支払わなければならない代償かも。
除夜の鐘の時間になりましたので、ではまた。

Posted by shono : 2008年01月01日

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