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ベイズの確率論について

本日の日経朝刊に英国のアマチュア数学者ベイズ

の確率についての記事があった。

従来の確率は、未来に起こる出来事の起きやすさを表現する

ものであった。しかし、ベイズの確率はすでに起こった出来事を推定

し、将来の行動に役立てようというものだ。

この考えの特徴は、主観的な事前確率を最初に設定することである。

例えばこういうふうらしい。

自分の好きな彼女が自分に好意を持っている確率は

何%かという命題の場合、まず、とりあえずの推定を五分五分

の50%とおいてみる。

次にこの推定を確かめるためにメールを彼女に送るとする。

ここで、自分の経験などから、好意があるなら、返事が来るのは90%、

好意が無い場合は30%とここでも仮定を置く。

果たしてすぐに返事が彼女から送られてきた。

しかも絵文字入りだ。

ここで証拠に元ずく事後確率の再計算を行う。

つまり、好意ありの確率は50%×9割=45

好意無しの確率は50%×3割=15


45:15=3:1となり、4分の3(75%)の確率で彼女は自分に行為ありと

最初の50%を修正するのである。もちろんこれで、終わりではなく、より多くの事実

を集め推定を確かなものに仕上げていく。

まず仮説を置き、メールなどで実験を行い、仮説を修正し、

さらにあらたな事実を集め精度をあげていくところに特徴がある。

これを会社経営にあてはめると、外部環境や内部環境の現状分析は充分行うが、

社長の経験や勘にもとずく、仮説をたて、これを市場で実験し、さらに仮説を修正し、

意思決定に活かしていくことだろう。すでにネット書店や迷惑メールのソフトウェア

にこのベイズの確率推定理論は利用されているそうである。
(LLP代表 岩藤)

Posted by iwafuji : 2006年12月03日

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